作れば売れ、売れれば儲かる、という時代は終わった。売れるものを作らなければならないし、儲かるように売らなければならない。そのためには顧客のニーズを抽出し、斟酌して、先回りする諜報力が必要だ。業界の動きを察知し、競合相手の不意を突いたり、その意図を読み、有利に営業を進める機動的な智恵が求められる。このIT情報社会でも、動物的な五感を研ぎ澄まして得た情報こそが生命線であり、制した者が勝者となる。