資本主義社会構造に於いて企業法人とは常に利益を追求する団体、組織と定義されており相対的に企業の経営状態の善し悪しに、売り上げより利益が指標となる、赤字とは即ち利益を捻出できてない企業といえる(大手企業は減価償却等で敢えて業績の良い期に赤字化したりする)が中小企業で特に零細企業では、そういった事はあまりしない。業績の悪い=やがて潰れる企業は、合理化も憚らぬ持参金つけて納品をしている商売の原理原則から逸脱した現象が起きている、放置しておけば行く末は見えている訳で避けるべくデーターベースの中から絶対的な赤字の原因を抽出し、手順プロセスの検証、人の動かし方、工数は適切か、過剰品質になっていないか細部にわたりモニタリングして革新しなければ必ず潰れる。製造コスト削減と、工数増は相反しており上手くマネジメントするべきといえる。受注時から短納期で対価報酬が得られる引き合いであれば話は別だが、何れに於いても経営者、管理職者の決断、判断、計画の総合マメネジメント能力が重要と思われる。極論だが能力のない人は決してその業務を行ってはいけない。やむを得ない場合は並ならぬ努力は必要だが、経営リスクは消えることは無いに等しい。